電子サーボ式温度調節弁

PID制御の高精度な温度調節弁
電子サーボ式温度調節弁とは、センサ(白金測温抵抗体)からの抵抗値を受けて、出力信号(電流)をサーボモータに入力して弁を駆動させる温度調節弁です。

【商品特長】

  • PID制御のため、高精度な温度制御が可能
  • センサは別置、制御対象の流量を調整して温度を制御する系に最適
  • 設計配管に合わせて温調弁の選定が可能
  • 取付け方向も任意取付け可能
  • AC100V or 200V選択可能
  • 既に温度制御システムを設置されている場合でも、制御信号電流を準備出来れば本体駆動部単体販売可能
  • 配管から外さずにメンテナンスが可能
商品カタログDL

作動要領

  1. センサ(白金測温抵抗体)が弁内を通過する流体の温度を感知して、温度毎の抵抗値を発生する
  2. 抵抗値は電子温度調節器に伝わり電子温度調節器内でPID制御され信号電流(4~20mA)を出力する
  3. 信号電流は、本体駆動部の電子サーボモータに伝えます
  4. AC100Vor200V選択可能
  5. 信号電流に比例して温度調節弁が動作し、刻々の温度に応じてB側とC側の開度の比を調節する

温調弁システムの構成※オプション

温調弁システムの構成

仕 様

鍛造円板種類一覧※
※お願い:本温度調整弁は振動の無い場所(19.8m/sec2〔2G〕以下)に設置してください。
源電圧 AC100-200V電源 50/60Hz(共用)
調整流体 清水、海水、油
制御方式 2自由度PID
弁本体 鋳鉄製JIS5K
周囲温度 ‐10度~55度

標準配管例

セントラルクーラー配管例 セントラルクーラー配管例
舶用エンジン配管例 舶用エンジン配管例

製品イメージ

電子サーボ式温度調節弁イメージ01
電子サーボ式温度調節弁イメージ02
電子サーボ式温度調節弁イメージ03
電子サーボ式温度調節弁イメージ04
こちらの画像はイメージ画像であり、実際の製品とは異なる部分が御座います。

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