「加熱炉を導入したいけれど、レイアウトに余裕がない...。」とお困りではありませんか?
生産ラインの見直しや新規立ち上げを検討する際、障壁になりやすいのが「加熱・乾燥工程の設備サイズ」です。従来型の熱風加熱炉は装置長が数十メートルに及ぶことも多く、設置スペースの確保だけで計画が止まってしまうケースも少なくありません。
熱源を熱風から遠赤外線に変更することで、卓上サイズでも実用的な加熱・乾燥工程を構築できる選択肢があります。
本記事では、設置スペースが狭い工場でもライン効率を高められるコンパクト加熱炉の考え方と、具体的な解決策をご紹介します。
製造現場では、次のようなお悩みをよく伺います。
近年は、セル生産や小ロット分割ラインなど、柔軟なライン構成が主流になりつつあります。その一方で、加熱・乾燥工程だけが従来の大型設備前提のままとなっていることも珍しくありません。
そのため、見直すべきポイントは加熱処理能力だけではなく、「装置サイズ」と「熱の伝え方」にあります。
加熱炉が長くなる主な理由は、ワークへのエネルギー伝達効率です。従来の熱風式は、空気を介して間接的に熱を伝えるため、ワークの昇温に時間がかかり、加熱炉長を長くする必要がありました。
一方、遠赤外線加熱は放射によってワークに対して直接エネルギーを与える方式です。主な特徴は次の通りです。
そのため、熱風式加熱炉と比較して、炉の長さを大幅に短縮できる可能性があります。コンパクト化と処理時間短縮を同時に実現できる点が大きなメリットです。
TPR商事の提供する『卓上加熱炉STH-14Q』は、遠赤外線加熱を応用したコンパクトな加熱炉です。
卓上加熱炉の特徴を以下で確認していきましょう。
卓上加熱炉STH-14Qは全長1mと、作業机にも設置できる非常にコンパクトなサイズが特徴です。コンパクトな設計でありながら、コンベア搬送による連続処理にも対応しています。
熱風式の加熱炉の場合、ワークの加熱処理時間が長くなるため、炉長が長い連続炉かバッチ式でライン外に設置するしか選択肢がありませんでした。
遠赤外線加熱によって加熱処理時間の時短を実現できれば、卓上加熱炉STH-14Qによるインライン化が現実的な選択肢となります。
卓上加熱炉STH-14Qは、三相200V 30Aの電源さえあれば稼働できます。ガスやエアーなど他のユーティリティーは不要であり、設置から立ち上げまで短期間で完了できるのが魅力です。
大型の熱風加熱炉であれば、試験を行うにしても、容量が大きい電源が必要となるケースが多いですが、卓上加熱炉STH-14Qであれば、テスト時でも電源確保しやすいのがメリットとなります。
卓上加熱炉STH-14Qは、固定設置が前提となる大型サイズの加熱炉とは異なり、移設や再設置を想定した運用が可能です。レイアウト変更にも柔軟に対応できるため、多品種少量や短サイクル切替の現場でも足かせになりにくくなります。
設備を固定化せずに運用できることで、試作ラインや工程検証への活用もでき、将来的なライン拡張や工程追加にもスムーズに対応可能です。
加熱・乾燥工程は大型設備であるという固定概念は変わりつつあります。遠赤外線加熱による加熱処理の時短が実現できれば、限られたスペースでも高効率な加熱工程を構築可能です。レイアウト制約で生産性向上を諦める前に、設備サイズそのものを見直すという選択肢をご検討ください。
TPR商事では、卓上加熱炉STH-14Qの仕様、処理事例、導入判断のポイントをまとめたホワイトペーパーをご用意しています。工程設計や設備検討の参考として、ぜひ以下よりダウンロードしてください。