
「始業前からオーブンを予熱しているけれど、これってムダじゃない?」と考えたことはありませんか?
製品の乾燥、硬化、加熱試験などに欠かせない加熱炉ですが、「予熱に時間がかかる」「使っていない時間も電力を消費している」といった課題を抱えている現場も多いでしょう。
近年は、省エネや脱炭素の観点からも、加熱工程の見直しが進んでいます。
本記事では、TPR独自のヒーターによる瞬速昇温技術と、その具体的なメリットについて解説します。
従来の熱風炉や一般的なヒーターは、設定温度に到達するまでに長い時間が必要です。そのため、多くの現場では始業の30分以上前から電源を投入し、あらかじめ炉内を温めておく運用が行われています。
生産の合間や段取り替えの時間帯でも、温度を維持するために通電を続けるケースが少なくありません。このようなアイドリング運転には、次のようなロスが発生します。
見えにくいコストですが、年間で見ると大きなエネルギーロスになっている可能性が極めて高いといえるでしょう。
工場の隠れたエネルギーロスを解決するために適しているのが、TPR商事のQUT(クイックウルトラサーモ)ヒーターです。
最大の特徴は、圧倒的な立ち上がりスピードにあります。
従来の「使える状態になるまで待つヒーター」とは異なり、「必要なタイミングで必要なだけ加熱する」運用を前提としたヒーターです。
QUTヒーターは立ち上がりが非常に速いため、加熱設備の熱源として採用することで、必要な時だけ電源をONにする運用が可能です。
従来の熱風式加熱炉では当たり前だった予熱のための暖気運転が不要となり、昼休み時など生産していない時間は電源をOFFにできるため、待機時の電力を大幅に削減できます。
また無駄な電力を使わないことで、CO2の排出量を減らせるため、脱炭素にも貢献する熱源です。加熱炉から無駄な熱が出ないため、周囲環境の温度上昇も抑えられ、空調負荷の低減にもつながります。
加熱炉は始業前から予熱する必要がある、一度温度が下がると復帰に時間がかかるので、休み時間中もOFFにできない、これらの加熱炉の常識がQUTヒーターによって変わりつつあります。
TPR商事のQUTヒーターは、高性能の遠赤外線加熱によって、加熱処理時間の短縮も狙える熱源です。加熱処理時間が短くなればなるほど、必要なエネルギーもカットできるため、省エネや脱炭素にもつながります。
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