お役立ち情報

「オーブンの予熱に30分」はもう古い?待機電力削減を実現する瞬速ヒーター技術とは

2026.02.12
オーブンの予熱による待機電力削減を実現するヒーターを紹介

「始業前からオーブンを予熱しているけれど、これってムダじゃない?」と考えたことはありませんか?

製品の乾燥、硬化、加熱試験などに欠かせない加熱炉ですが、「予熱に時間がかかる」「使っていない時間も電力を消費している」といった課題を抱えている現場も多いでしょう。

近年は、省エネや脱炭素の観点からも、加熱工程の見直しが進んでいます。

本記事では、TPR独自のヒーターによる瞬速昇温技術と、その具体的なメリットについて解説します。

工場の隠れたムダ「加熱炉のアイドリング運転」

従来の熱風炉や一般的なヒーターは、設定温度に到達するまでに長い時間が必要です。そのため、多くの現場では始業の30分以上前から電源を投入し、あらかじめ炉内を温めておく運用が行われています。

生産の合間や段取り替えの時間帯でも、温度を維持するために通電を続けるケースが少なくありません。このようなアイドリング運転には、次のようなロスが発生します。

  • 生産していない時間帯の電力消費
  • 不要な放熱による空調負荷の増大
  • ヒーターや部材の負担増大
  • 安全管理上のリスク増加

見えにくいコストですが、年間で見ると大きなエネルギーロスになっている可能性が極めて高いといえるでしょう。

技術革新:TPR独自の「QUT(クイックウルトラサーモ)ヒーター」

工場の隠れたエネルギーロスを解決するために適しているのが、TPR商事のQUT(クイックウルトラサーモ)ヒーターです。

最大の特徴は、圧倒的な立ち上がりスピードにあります。

  • 瞬速昇温:電源ONからわずか約15秒で設定温度に到達
  • 瞬速降温:電源OFF後は急速にヒーター温度が低下
  • 放射加熱:電磁波によって必要部のみを効率的に加熱

従来の「使える状態になるまで待つヒーター」とは異なり、「必要なタイミングで必要なだけ加熱する」運用を前提としたヒーターです。

「必要な時だけON」にする運用革命

QUTヒーターは立ち上がりが非常に速いため、加熱設備の熱源として採用することで、必要な時だけ電源をONにする運用が可能です。

従来の熱風式加熱炉では当たり前だった予熱のための暖気運転が不要となり、昼休み時など生産していない時間は電源をOFFにできるため、待機時の電力を大幅に削減できます。

また無駄な電力を使わないことで、CO2の排出量を減らせるため、脱炭素にも貢献する熱源です。加熱炉から無駄な熱が出ないため、周囲環境の温度上昇も抑えられ、空調負荷の低減にもつながります。

まとめ:加熱工程から工場の省エネを始める

加熱炉は始業前から予熱する必要がある、一度温度が下がると復帰に時間がかかるので、休み時間中もOFFにできない、これらの加熱炉の常識がQUTヒーターによって変わりつつあります。

TPR商事のQUTヒーターは、高性能の遠赤外線加熱によって、加熱処理時間の短縮も狙える熱源です。加熱処理時間が短くなればなるほど、必要なエネルギーもカットできるため、省エネや脱炭素にもつながります。

以下の資料は、QUTヒーターを採用した『卓上加熱炉』について、成功事例をまとめたものです。無料で閲覧できますので、気になる方はお気軽にダウンロードしてください。

    資料画像

    この資料で分かること

    • なぜ加熱時間を最大1/10に短縮できるのか?

    • インライン化・自動化を実現するためのライン構成案

    • 工程別の「課題解決」と「導入効果」の実例データ

    プライバシーポリシーをご確認のうえ、お問い合わせください。