エポキシ樹脂は主に工業用製品の接着剤として使用されます。
この記事は、エポキシ樹脂の種類を紹介し、遠赤外線ヒーターを使った効率的な加熱方法について解説します。
硬化剤に加える添加物によってエポキシ樹脂の性質を変えることが可能です。
その性質は硬化剤の種類や配合比、あるいは硬化条件によって大きく変わってくるので、用途に応じてさまざまな硬化剤と組み合わされます。
また、エポキシ樹脂は接着力が強く、酸素・水分の透過性が低い特徴があり、現在では接着剤のみならず、塗料、電子部品、複合素材、土木建築などの幅広い分野で使用されています。
エポキシ樹脂は「一液性エポキシ樹脂」と「二液性エポキシ樹脂」の二種類があります。
各樹脂の特徴は以下のとおりです。
《一液性エポキシ樹脂》
・管理が容易
・冷蔵保管が必要
・硬化剤によるかぶれの可能性が低い
・耐熱、耐薬品、電気絶縁性に優れる
・エポキシ樹脂を直接加熱することで、硬化剤が反応し硬化する
《二液性エポキシ樹脂》
・加熱しなくても室温で硬化する
・硬化剤によるかぶれの危険性
・耐薬品、電気絶縁性に優れている
・混合した後、すぐに使わなければならない
・本剤と硬化剤を混ぜると、反応が進み硬化する
本章では、エポキシ樹脂を遠赤外線ヒーターで硬化させるメリットを説明します。
① 内部まで素早く熱を伝えられ、ワークが必要な温度に達する時間が速くなり、生産性向上につながる
② 熱風式加熱に比べて、加熱時に異物の入り込みが少ない
③ ヒーター温度を細かく設定できるため、温度管理がしやすい
④ 熱風式小型炉に対してコンパクトなため、既存ラインに増設しやすい
TPR商事がエポキシ樹脂の硬化にお勧めする製品は「卓上加熱炉」です。

卓上加熱炉は、製品の中で最も「昇温速度が速い」ヒーターを使用しております。
ですので、短い時間でワークを温めることができ、エポキシ樹脂の硬化には最適な製品です。
その他にも、弊社では設計から製作まで行っており、過去に数多くの納入事例がございます。
納入事例はこちら
ご用命やご不明な点がありましたらTPR商事までご連絡をお願いします。
本記事では、エポキシ樹脂の硬化特性や加熱条件の考え方について解説しましたが、実際の生産現場では「硬化時間をどれだけ短縮できるのか」「インライン化や設備構成の最適解は何か」といった実践的な情報を求めるご担当者様も多いかと思います。
そこで当社では、エポキシ樹脂硬化工程において遠赤外線加熱を活用し、処理時間を大幅に短縮した事例や、具体的な設備構成・条件設定のポイントをまとめたホワイトペーパーを無料で公開しています。 実際の時間比較データや導入効果も掲載していますので、硬化工程の改善や生産性向上をご検討中の方は、ぜひ設備検討の参考資料としてご活用ください。