「ワークを加熱する最適な方法を知りたい。」と思ったことはありませんか?
物質を乾燥や加熱するための方法は様々です。
その中でも遠赤加熱や熱風加熱は代表的な方法といえるでしょう。
本記事では遠赤加熱と熱風加熱について、分かりやすく解説します。熱源選びの参考にして頂ければ幸いです。
熱風加熱は、ワークがある空間に熱風を送り込んで加熱をする方法です。
ワークは熱風で温められた空間から熱を受け取り、表面から温度が上がっていきます。
熱風加熱のメリットとデメリットを確認してみましょう。
【メリット】
【デメリット】
熱風加熱の最大のメリットは複雑な形状のワークであっても、「均一に加熱ができる」ことです。
また長時間同じ空間に置いておいても、過加熱になる心配がありません。
例えばワークを100℃にしたい場合、100℃の空間にワークを置いておけば、100℃以上になることはないと言えます。
熱風加熱のデメリットは、設備の立ち上げに時間がかかることです。
ワークを加熱する空間の雰囲気温度を安定させる必要があるため、コンベア炉にする場合は出入口にシャッターを設けるなどの工夫も必要でしょう。
ご説明してきた通り、遠赤加熱と熱風加熱にはそれぞれにメリットとデメリットがあります。
対象となるワークによっては、単体での加熱方法では効率良く加熱できない場合もあるでしょう。
TPR商事では、遠赤加熱と熱風加熱ともに設備設計が可能です。
ワークによっては遠赤加熱と熱風加熱を組み合わせたハイブリッド加熱が可能な設備も製作できます。
加熱設備の新規導入や切り替えをご検討されている方は、是非TPR商事までお気軽にご相談下さい。最適な加熱方法をご提案致します。 お問い合わせはこちら
各種装置品はこちら
過去の納入事例はこちら