自動車のサイドステップ内部に防錆ワックスを塗り込み、外部から遠赤ヒータで加熱することで、内部のワックスを溶かしてなじませます。常温から60℃まで昇温。次工程でワックス温度を60℃ ⇒ 40℃へ降下させ、ワックスのタレを防止します。放射温度計によるワーク温度制御を採用することで、サイドステップの温度をコントロールしながら加熱することができ、必要以上に温度が上がりすぎることが無く、品質の安定につながります。