納入事例

椅子のシートのシワ取り

2022.05.24

概要

 椅子の表面(樹脂シート)を加熱する事でシワを伸ばし、張りを持たせる為の工程です。
以前は金型加熱と熱風加熱での生産でしたが、弊社遠赤外線ヒータを導入した事により大幅な時間短縮をする事が出来ました。


 金型加熱 ⇒ 遠赤外線加熱 生産効率40%アップ
 ・熱風加熱 ⇒   〃    生産効率45%アップ


2.テスト内容

  
  1. ワーク形状に合わせたヒータユニットの形状を製作

  2. シート色ごとにヒータ温度・加熱時間の条件出し
  3. ワークとヒータ距離の条件出し


3.推奨マシン(イメージ)


使用熱源:クイックウルトラサーモQUT60
《特徴》
・ワークの色により加熱時間を切換え出来るセレクトスイッチ採用
・ワーク形状に合わせて上下QUTヒータユニットをカスタマイズ
・前後スライド機構によりワークセット後、加熱する事で取り出しが容易

※本機をベースとして、ヒータ枚数や制御方式など様々なカスタマイズが可能です。